梅ぼしは漬け物?

梅ぼしは手軽にスーパーで買えますから漬け物だということを忘れそうになります。

私が実家に暮らしていたころ、祖母がたまに梅ぼしを漬けて床下にしまっていました。

そこからたまに梅ぼしをとりだしてくるんですが、それがかな〜り酸っぱかったんです!

カビを発生させずに梅ぼしを作るためには塩分が20%ほど必要といわれています。

このくらい塩分があるとかなり酸っぱく感じます。スーパーでよく売っている砂糖入り・添加物だらけの梅ぼしとは大違い。

でも酸っぱい梅ぼしこそ、正しい作り方で作られた日本の伝統的な味なんです。

腸内細菌を多様にして強い腸をつくるには、さまざまな乳酸菌食品をとることが重要です。

日本人は昔から漬け物を食べることで乳酸菌を体にとりこみ免疫力をたもってきました。

漬け物としての梅ぼし、ぜひ食卓にとりいれてほしいです。

 梅ぼしは漬け物

胃酸不足は深刻な病気の原因になる

突然ですが、問題提起させてください。

あなたにもあてはまりそうな大事な話ですから。

「胃酸不足」が深刻な病気をまねくことをあなたはご存知でしょうか?

  • 糖尿病
  • 自己免疫疾患
  • 慢性肝炎
  • 甲状腺機能亢進
  • 骨粗しょう症
  • 貧血
  • 小児喘息
  • 湿疹
  • 胆のう炎
  • リウマチ性関節炎
  • 副腎皮質の虚弱化
  • 白斑

あなたの予想を超えるたくさんの病気が胃酸不足によって引き起こされます。

胃酸不足によって食物を殺菌したり消化することができないことで、本来なら消化・殺菌されているはずの食べ物が未消化・未殺菌のまま腸に運ばれてしまいます。

これが腸にとってどれだけ負担がかかるかは想像がつきますよね?

また胃酸がでることは膵臓から消化酵素をだすための信号でもあるため、胃酸不足だとまず膵臓から消化酵素がでてきません。

これによりますます消化がむずかしくなり腸にダメージが出てしまうのです。

60歳以上の半数以上が胃酸不足であるとする調査もあり、胃酸不足は身近な問題です。

胃酸不足の兆候を見抜く

医学のテキストである『The Pharmacological Basis of Therapeutics』によれば、一般人の10~ 15%は胃液の分泌が十分でないそうです。

健康状態を崩している人に限れば、不足の割合はもっと高くなると思われます。

その兆候をどのように見抜けばよいのでしょうか?

アメリカの栄養療法の専門家である医師のジョナサン・V・ライトは胃液不足の特徴を次のように語っています。

  • おなかが張る
  • やたらとげっぷが出る
  • 食後にすぐ胸やけがする
  • 胃の中の食べ物が満足に消化されていないように感じる
  • すぐに満腹感を感じるので、ごく少量しか食べられない
  • 便秘がちである(まれに下痢も)
  • 爪が弱く割れやすい
  • 髪の毛が抜けやすい(女性の場合)
  • のどや鼻の毛細血管が膨張している
  • 顔の皮膚が紅潮している(特に額やのどのあたり)
  • 顔ににきび状の突起がいくつもできている
  • 顔色がやや黄色っぽい

こうした症状が当てはまる場合、あなたにも胃酸不足がある可能性があります。

ちなみに顔色がやや黄色っぽくなるのは、胃酸不足によりビタミンB12の吸収が下がることが原因です。

ビタミンB12が不足すると貧血のような症状がでてしまいます。

ただでさえ鉄不足で貧血になりやすいアラフォー女子にとって、胃酸不足はさらなる追い打ちをかけることになります。

胃液不足と胃薬(制酸剤)の関係

あなたは胃薬を常用していませんか?

胃の調子が悪くて薬局に行くと売っているのは制酸剤がほとんどです。

ですから制酸剤を使う日本人はたくさんいます。

しかし実はこれは全く逆効果。

胃液が足りないから消化不良になっているわけです。

それを胃液が出すぎていると勝手に解釈して制酸剤を飲んでしまえば、胃酸がでずに消化はますます悪くなります。

胃酸不必要説には無理がある

医学においては胃酸は全く重要視されていません。

それどころか制酸剤があるくらいですから、胃酸は過剰になりやすいものとしてどちらかといえば敵のようにみなしています。

でもそれっておかしくないでしょうか?

ジョナサン・V・ライトは「胃酸は不必要」とする見方に対してこのように反論しています。

もし、胃酸が必要ないなら、なぜ天は周囲を流れる血液の100万倍もの強酸環境を胃の中につくったのか。

これだけ特殊な環境をつくり上げるためには、膨大な代謝エネルギーが必要になる。

本来なら、私たち全員のからだの中で、大量のエネルギーが胃の中の酸度を高めるために消費されているはずなのだ。

私どものクリニックでは、胃から分泌される酸の量を直接的な方法で調べている。

これだと、検査を受けた人の2分の1から4分の1に胃液の不足がみられる。

引用:ジョナサン・ライト博士の新栄養療法

消化不良があるから胃がもたれているのです。

それなのに胃酸をおさえてしまえば、次の消化はますます消化不良となり悪循環を抜け出すことができません。

食事をしたときに胃酸が分泌され、食事をしない時には胃酸が出ないのが理想的な状態です。

なぜ食事をしていない時に胃酸が出てしまうのか?

これは過食や間食・刺激物(カフェイン・辛いもの・煙草)のとりすぎやストレスによる自律神経の乱れが原因です。

それを正さずに胃酸だけ抑えても、原因は残ったままですから何の解決にもなりません。

通常は胃のPHは1~2ほどで強酸性です。

食事が胃の中に入ってくると胃酸と食べ物が反応を開始し、PHは4~5まで上昇します。

食後2~3時間でPHは1~2にもどります。

食後3時間たってはじめて胃の中は落ち着いてくるわけです。

それなのに3時間を待たずして何かを食べてばかりいると、当然胃酸が出続ける状態になってしまいます。

梅ぼしは強酸性食品で胃酸の代わりとなる

梅ぼしはPHが2にちかい強酸性食品です。あれだけ酸っぱいのですから当然ですね。

胃腸が弱いから「梅ぼしは苦手」という人がいますが、じつは梅ぼしは胃腸を強くするために役立ちます。

梅ぼしが胃酸の代わりになるのです。

食事の食べ初めに梅ぼしを1つ食べれば、胃酸代わりになって消化吸収がスムーズにすすみます。

食後数時間後に感じるお腹のもたれが減っていれば、それは梅干しの効果に間違いありません。

梅干しは日本の伝統食ですが、これだけ長く愛されてきたのにはやはり理由があるんですね。

戦国時代には梅干しは陣中食として飲料水・傷の消毒などに用いられました。

現代でも酸っぱい梅干しをもっと活用できると思いませんか?

たくさんある梅ぼしの働き

1.消化

梅干しは強酸性であるため、胃酸代わりとなり消化を助けてくれます。

2.整腸

梅干しは漬物として乳酸菌をふくんでおり整腸作用をもっています。

3.疲労除去

梅干しにふくまれるクエン酸は代謝を促進し、疲労をすばやくとってくれます。

4.抗菌

梅干しにふくまれるクエン酸が菌の増殖を阻止します。
(お弁当に入れるときは梅干しを細かくして食べ物にまぶせると腐りにくいです)

5.血流改善

梅肉にふくまれるムメフラールが赤血球に柔軟性をもたせて血流を改善します。

6.ミネラルの吸収率アップ

クエン酸がキレート剤となり鉄や亜鉛などの各種ミネラルの吸収率がアップします。

梅ぼしの働き

 

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質のよい梅ぼしを食べる

ただ1つだけ注意点があります。

最近スーパーなどで売っているほとんどの梅干しは

「梅干し風の加工食品」

と思っていたほうがよさそうです。

というのも”たくさんの添加物と砂糖”によってできているからです。

今度スーパーにいったらよく成分一覧を見てください。

水飴や糖類(果糖ブドウ糖液糖、砂糖)などが入ったものがほとんどのはずですから。

これはもう「梅干し風お菓子」みたいなもんです。。

こういう甘酸っぱい梅ぼしでは胃酸代わりにもなりませんし、時間をかけずに作られているため漬け物としても機能しません。

見た目は同じでも全然質が違うのです。

ですから原材料が「梅、しそ、食塩」のみの天然の梅干しを探してください。

もちろん、できるのであれば自分で作るのもOK。

ばあちゃんに聞けば教えてくれるでしょうし。

美味しいつけ方を知っているのは、どこぞの職人でもなんでもなくてあなたのおばあちゃんなのかもしれませんよ。

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梅ぼしは日本が誇るスーパー健康食品

梅ぼしが日本でこれほど使われるようになったのはやはり意味があったんですね。

胃腸の消化をまもり、雑菌を排除し、つかれをとる、まさにスーパー健康食品です。

日本に生まれたからには日本の良さを生かして健康になることが一番の近道。

昔からおにぎりの定番は梅。

消化をすすめ乳酸菌をとり抗菌もできるすばらしい食材です。

保存もできていつでも食べることができます。

毎日梅ぼし食べて健康な胃腸を手にいれませんか?

「梅ぼしで胃酸不足解消」-胃腸が弱いあなたは梅ぼしで劇的消化!2 | アラフォー女子健康カンリ

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