肉のアラキドン酸は炎症をおこす?

「アラキドン酸は炎症を起こすから危険!」
「肉は一週間に一回にすべき」

そういった声がネット上でも
書籍でもたまに見られます

主にマクロビ関係であったり
東洋医学を重視している人に多いと感じます

たしかにアラキドン酸は多量にとると
炎症をおこすことは確かなことです

ただし!
問題はその炎症をおこす限界量がどのくらいか
誰もそれについては触れていません

これ、おかしいと思いませんか❓

アラキドン酸は脳の成長をすすめる

私のブログでも以前とりあげましたが
アラキドン酸は生命にとって大切な脂質
具体的にどう大切なのか❓

脳の脂質の30%はアラキドン酸やDHAなどで
構成されていることからもわかるように
脳の成長のためにアラキドン酸はかかせません

アラキドン酸は脳神経を発達させ
知能や視覚機能をたもちます

アラキドン酸は体の細胞膜を作る

またアラキドン酸は体の細胞膜の構成成分となり
細胞膜をやわらかくたもち情報伝達しやすくします

細胞膜がやわらかい状態でないと
さまざまな栄養が行き来できなくなり
生命を維持できません

アラキドン酸は体内生成量が少ない

アラキドン酸は食事でとった植物油などの
リノール酸から体内で生成できますが
その生成量は少なく食事から直接とらなければ
必要量はたもてません

更年期以降はアラキドン酸生成量がますます低下

更年期を過ぎると
もともと少なかったアラキドン酸生成量は
ますます低下

脳の衰えや体の老化につながって
病気にもなりやすい状態になってしまいます

アラキドン酸の許容量

厚労省のアラキドン酸研究

「ちょっとまって!
 アラキドン酸をとりすぎると炎症をおこすのも、
 全くとらないと病気になるのもわかった。
 で、具体的にどれくらいのアラキドン酸なら
 炎症をおこさずに健康でいられるの?」

それが知りたいわけです
これについては厚労省の研究を参考にしましょう

厚労省の研究によると

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①欧米のWestern-style dietsという研究では
一般的なアラキドン酸摂取量は1日50〜300mgで
1日にアラキドン酸を1500mgとっても
大きな影響はないが
それ以上になると影響が出る

②240mgまでのアラキドン酸は
炎症性大腸炎を促進する可能性は低い

③日本人高齢者にアラキドン酸を
通常食事量の4〜5倍程度4週間与えても
細胞膜に大きな影響はない

こうした内容が記されています

アラキドン酸の食品中含有量

  • 卵(全卵生)—150mg
  • 鶏もも—75mg
  • 豚もも—50mg
    (食品100g中の含有量)

つまり①のアラキドン酸1500mgというのは

  • 卵だけで15個分
  • 鶏ももだけで2kg
  • 豚ももだけで4kg

 こんなに食べることはできません
ですから体に影響が出るのは難しいはず

②の炎症性大腸炎の数値240mgにしても
あまり踏み込んでいない消極的な数値であり
もしこれが限界量としても
毎日卵1個+豚ももを250g
食べられます

アラキドン酸は危険ではなく積極的にとるべし

アラキドン酸の安全に食べられる量が
あんがい多いことがわかったかと思います

安心して肉や卵を食べ
脳や体の老化にはげみ
アラフォー女子の更年期の衰えや
脳の老化に対抗していきませんか❓

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アラキドン酸の厚労省による許容量

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