アラフォー女子はチョコレート依存症

ョコレート

なぜか無性にチョコレートが食べたくなり板チョコを一気にまるごと完食した経験、あなたはありますか?

私はあります!

何を隠そう私は子供のころは完全なチョコレート依存症でした。

母親が買ってきたチョコレートはすぐにバリバリと食べてしまい、それでは飽き足らずにコンビニでブラック系のそれほど甘くない板チョコレートを買ってきては、まるごとバリバリと一気食い!

完全なチョコレートモンスターでした。

「明治ブラックチョコレート」…あのパッケージをコンビニでみると、当時の苦い(甘い?)思い出がよみがえります。

ブラックチョコレートの思い出

チョコレート依存の怖いところは、もう満足したと思っても次の日もまたチョコレートをむさぼるように食べてしまうこと。

その次の日も、1ヶ月後も、ずーっとチョコへの欲求がとまらない。

これがまさに「チョコレート依存症」です。

「なんでこんなにチョコレートが食べたくなるんだろう?脳がつかれて甘いものがほしいのかも」

多くの人がそんな風に考えているんじゃないでしょうか?

これは半分正解で半分ハズレ!

どうしてかは次で説明していきます。

 

さらに女性の場合、生理前になると無性にチョコレートが食べたくなってしまうことがあります。

これはいったいどういうことなんでしょうか??

チョコレート依存症

チョコレート依存症の原因

なぜチョコレートが無性に食べたくなるのか?
その理由は大きく分けて3つあります。

単純に糖質がほしいケース

チョコレートは100%カカオの商品でも2割ほどは炭水化物がふくまれていますし、カカオ含有率が低いチョコレートはたいてい砂糖が入っています。

生理前は特に体内バランスが崩れ、ストレスを感じるために血糖値を上げて一時的にでもストレスを減らしたい。その欲求からチョコレートを食べたくなるパターン。

しかしすぐにインスリンが継続的に出て血糖値は急低下し、また血糖値を上げるために数時間後にチョコレートを食べたくなる悪いループがはじまります。

カフェインへの欲求

チョコレートにはカフェインが入っています。

カフェインで脳に刺激を与え、生理前のストレスを減らしたい欲求がそこにあります。

しかしこれはカフェインへの依存を生み副腎を疲労させるため逆効果です。

下の図にはコンビニなどで手に入る主要なチョコレートの銘柄とカフェイン含有量がのっています。

豆を引いていれるコーヒー1杯で40〜80mgのカフェインがふくまれています。

チョコレートにもコーヒーと同じかそれ以上のカフェインがふくまれているのが一目瞭然ですよね^^;

特に高カカオチョコレートは
(私がバリバリ食べていた明治ブラックチョコレートは対象にふくまれていません…見たかったな…)

 

主要なチョコレート銘柄のデータ

主要なチョコレートのテオブロミン・カフェイン量一覧

引用:「高カカオをうたったチョコレート」国民生活センター

 

テオブロミンへの欲求

チョコレートにはカフェインと同じように神経を興奮させる作用がある物質がふくまれています。

その物質の名は「テオブロミン」

すでに上の図表でその名前がでていましたね。

テオブロミンには気管支拡張・利尿・興奮等の生理作用があります。ただしカフェインほど鋭い効き目ではなく穏やかに作用します。

とはいえ一部の作用はカフェインよりも強く、気管支拡張作用・心筋興奮作用・利尿作用がカフェインを上回っています。

テオブロミンはカフェインと同じように依存性のある物質であり一度とるとやめることが困難です。

テオブロミンと気管支拡張薬テオフィリンの相互作用に注意

上の図にもでてきたテオフィリンというのは、カフェインやテオブロミンと同じ興奮・気管支拡張作用をもつアルカロイドの1種で、茶葉にふくまれています。

チョコレートにはテオフィリンはふくまれていませんが、もしあなたがテオフィリンを気管支拡張薬として使用している場合はチョコレートのテオブロミンと相互作用があり、注意が必要です。

効きすぎるか効かなくなるか…どちらにしても怖い話ですね。

 

テオブロミン・テオフィリン・カフェイン-生理作用の強さ

引用:「高カカオをうたったチョコレート」国民生活センター

銅への欲求

もしあなたが亜鉛のサプリを大量にとり続けている場合、亜鉛と拮抗するミネラルである銅が不足している可能性があります。

亜鉛不足は多くの人が当てはまるため亜鉛をしっかりとることを心がけるような真面目な人ほど、銅不足の罠にはまってしまいます。

亜鉛10に対して銅は1必要です。

ですから亜鉛のサプリを長期間多めに飲む場合は、亜鉛:銅=10:1の比率でとっていれば銅不足になることはありません。

このように何らかの原因で亜鉛のとりすぎや銅不足があると、銅をふくんだカカオ製品であるチョコレートをむさぼりたくなるのです。

銅は肉なナッツ・穀物など様々な食品にふくまれていますが、なかでもカカオは銅をたくさんふくんでいます。

あなたがチョコレートを欲しがる理由はこんなところにもあるのです。

銅製のコイン

マグネシウムへの欲求

これがチョコレート依存症の本命です。

マグネシウムがとりたくてチョコレートを食べてしまうパターンが一番多いです。

チョコレート依存はマグネシウムをとるための本能的な防衛行為だったんです。

生理前は血糖値コントロールが不安定になるため、インスリン抵抗性を改善し血糖値をコントロールするミネラルであるマグネシウムへの欲求が増加します。

また現代の食生活ではカルシウムをとりすぎてマグネシウムが欠乏した人がほとんど。

ストレスでもマグネシウムは失われますから、マグネシウムをほしくなるのはごく自然なことなのです。

マグネシウムの重要性

生理とマグネシウム

生理前の排卵期や黄体期には女性ホルモン「エストロゲン」が増加し、それにともなって骨や筋肉でカルシウムが過剰になります。

それをおぎなうために骨や筋肉にマグネシウムが集められることで、体内のマグネシウム欠乏がおこるのです。

生理前に必要なものは血糖値の安定とマグネシウムの補給

むやみに糖質を食べすぎて血糖値を乱高下させないことにくわえ、マグネシウムを補給して心と体をリラックスさせることで頭痛もなくなり穏やかに生理を迎えることができます。

マグネシウムは特に女性にかかせないミネラルです。

チョコレート2

マグネシウムをふくむ食材

  • アボカド
  • ナッツ
  • 海藻

これらをよく食べることをおすすめします。

アボカドは1日半分個まで、ナッツは片手の手のひらに乗る分まで。

ナッツは食べ過ぎるとアレルギーになる人がいるのでご注意を。(おそらく過酸化脂質またはミネラルバランス崩壊が原因)

一番おすすめな海藻は水溶性食物繊維もおおく腸をととのえますので毎日食べるといいでしょう。

糖質量もそれほど多くないから太ることもありませんし。

海藻1

チョコレートが危険?「カドミウムとニッケル」

チョコレートの原料であるカカオはさまざまなミネラルをふくんでおり栄養が豊富です。

鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛などは人間の体の健康をたもつだいじな栄養素ですから、カカオはすばらしい…と言いたいところなんですが、残念ながら悪い点もあります。

良質ミネラルと同時に有害ミネラルもふくんでいるのです。

カドミウム

カドミウムとイタイイタイ病

カドミウムは日本では「イタイイタイ病」として知られるようになりました。

富山県の神通川流域にある鉱山からでた亜鉛鉱石にふくまれるカドミウム。

これにより骨が弱って歩くことができず痛みに苦しみ腎臓障害をおこして、1910〜1970年の長きにわたって多くの人が寝たきりで苦しむことになったのです。

カドミウムの性質

カドミウムはいったん体の中に入ると排出されにくく、どんどん体内に蓄積されてしまいます。

カドミウムは亜鉛と拮抗するミネラルであり、体内のカドミウムが多くなると亜鉛が作用しなくなってしまいます。

カドミウムは体内で1/3が腎臓・1/6が肝臓に蓄積されるため、カドミウムによる腎障害の結果カルシウムとリンの代謝が乱され、その結果骨軟化がでるという可能性があります。

チョコレートのカドミウム量

チョコレートにふくまれるカカオには、板チョコ一枚のサイズ(50g)で2〜23μgのカドミウムがふくまれています。

チョコレートにふくまれるカドミウム・ニッケル量

カドミウムは農作物全般にふくまれており、微量であれば問題はありません。
 
2004年度の調査によると、日本人は食品から21.4μg/日のカドミウムを摂取しています。
 
ところが上の表を見ると分かる通り、高カカオチョコレートほどカドミウムの量が多くなります。
直ちに健康に害をあたえる量ではありませんが、いつもチョコレートを食べている場合は注意が必要です。

ニッケル

ニッケルの性質

ニッケルは骨・内蔵・皮膚に5mgほど存在しています。

  • タンパク質の合成に関わるRNAの安定化
  • リボソームの構造を維持
  • 鉄の吸収促進
  • 各種酵素の活性化
  • ホルモン作用への関与
  • 色素代謝の促進
  • グリコーゲン代謝の促進

など多くのはたらきをもっています。

ニッケルの危険性

一方でマイナスな側面ももっています。

イヤリングなどに使われているニッケル合金は、皮膚と接触してイオンとなり生体物質と結合すると、強い抗原性を示します。

これは体内での免疫反応を引き起こし、皮膚炎などの金属アレルギーを引き起こします。

硫化ニッケル(ガラス内に残存する不純物)や酸化ニッケル(ガラス・陶磁器の着色剤)などは強い発がん性をもち、アレルギーの原因になります。

WHOの報告によれば、ニッケルの耐容一日摂取量(ヒトが一生涯摂取しても健康に影響がない1日当たりの摂取量:TDI)は11μg/kg・体重と算出されている。
また、日本人は、食品から1日当たり150~250μgのニッケルを摂取していることが報告されている。

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引用:「高カカオをうたったチョコレート」国民生活センター 

ニッケルとチョコレート

体重がもし50kgならニッケルの1日摂取上限量は550μgです。

食事で毎日200μgとっているとすれば、上限を越えないためにはあと35oμgあります。

ですがここで高カカオチョコレートを板チョコ1枚分(100g)食べてしまったら、上の表から判断すると400~500μgのニッケルをとることになり1日上限量を上回ってしまいます。

十分あり得る話ですよね?

ですからけっしてこれらの1日摂取量上限をこえないようチョコレート(特に高カカオ)を食べるときは注意が必要です。

チョコレートとカビ毒「アフラトキシン」

アフラトキシンとは?

アフラトキシンとはカビ毒のことを指しています。ナッツや穀類、乾燥果実などの輸入品に見られます。

温度30℃前後・湿度95%以上の高温多湿な環境で発生します。

つまり、熱帯・亜熱帯地域からの輸入品にアフラトキシンがふくまれている可能性が疑われます。

熱に強いため火を通したくらいでは滅菌できません。ローストナッツでもカビ毒があるかもしれないんですね。

国際的なリスク評価機関であるFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、アフラトキシン類は人の肝臓に発がん性があるとし、アフラトキシン類の中でもアフラトキシンB1を最も強い発がん性を有する物質としました。アフラトキシン類による健康リスクを低減するため、 摂取量を可能な限り低減すべきとし、特に、B型肝炎表面抗原陽性者では、陰性者に比べて肝がん発症率が高いため、アフラトキシン類の摂取量を減らすことが肝がんリスク低減に有効であると勧告しました。

引用:「いろいろなかび毒」農林水産省

チョコレートとアフラトキシン

アフラトキシンについて調べたところ、非常に低いレベルではあるが、高カカオチョコレートの9銘柄で4種類のアフラトキシンの総量が0.1~0.7ppb(1ppb=1μg/kg=0.000001g/kg)検出された(アフラトキシンの定量限界は各々0.1ppb)。

最も多くの量が検出されたのはB1で、0.1~0.5ppbが検出され、アフラトキシンが検出された全銘柄で確認された。

また、銘柄によってはB2、G1等も0.1ppb確認された。

検出されたアフラトキシンの量は、極めて少量であり、JECFAのリスク評価なども考慮するとすぐに健康被害を引き起こす汚染量ではないと思われる。

しかしながら、チョコレートには、アフラトキシンの含量の低い原材料が使用されることが望ましく、今後も原材料の品質管理等の適切な実施が必要である。

引用:「高カカオをうたったチョコレート」国民生活センター

チョコレートにふくまれるアフラトキシン量は心配するほどの量ではないようです。

しかし、そもそもこんな毒が入っていると知らなかったので、微量でも安心とは思えません。

カビ対策には「オリーブ・リーフ」

カビなどの真菌対策にもってこいのハーブがあることをあなたはご存知でしょうか?

真菌とは酵母・カビ・白癬菌(水虫)・カンジタ菌などをさし、有害なものと有用なものがあります。

身体には常在菌として様々な菌が共生していますが、これらとはちがい有害真菌はあらゆる体調不良をひきおこします。

その有害真菌対策として有効なのが「オリーブ・リーフ」です。

オリーブ・リーフにふくまれる成分「オレウロペイン」は天然の抗生物質とよばれ、有害真菌を弱体化させて炎症をしずめます。

ふだんから海外産のナッツやチョコレートをよく食べておりカビに弱い体質の方はぜひお試しあれ。。

 

チョコレートと残留農薬

輸入食品の残留農薬は、実際にテストしないとわからないケースがあります。

チョコレートに関しては、エクアドルやガーナから輸入している生鮮カカオ豆で残留農薬基準量違反がでることがあります。

しかし基本的に基準を超えることはあまりないため、大きな心配はいりません。

残留農薬検出による食品衛生法違反で報告された事例の多い農薬である2,4-D、クロルピリホス及びピリミホスメチルの3種類について調べた。
分析した結果、チョコレート中のこれらの農薬は全て検出限界(2,4-D:0.005ppm、クロルピリホス及びピリミホスメチル:0.05ppm)以下であった。
 
 

チョコレートという製品になってしまうとカカオという農作物からできたものだという意識がもてません。

しかし、こうして農薬を微量にふくんだものであることを知ってほしいなと思います。

(安全値がでていますから過度に恐れる必要はありません)

チョコレートケーキ

チョコレート依存から体を知る

チョコレート依存は体のサインです。

見逃さずにうけとめて、あなたの体が求めているものをしっかり補給することで体感が変わります。

カフェイン依存テオブロミン依存・銅不足などいろいろな原因がありましたが特に意識してほしいのが、マグネシウム不足。

ストレスが多い人ほどこのストレス耐性ミネラルであるマグネシウムが必要です。ぜひ強く意識してとってくださいね。

こうして考えていくと、チョコレート1つから、色々な世界が見えてきます。

あなたと食べ物の関係は、あなたと世界の関係。

それだけでなく、あなたと食品安全性・あなたと栄養の関係を教えてくれます。

チョコレート依存から知る新しい世界はあなたを変えてくれるでしょうか?

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