副腎疲労の回復には心構えが必要だ!

腎疲労からの回復方法をご紹介します。

回復法と一言でいうとかんたんそうに聞こえますが、実際はそうかんたんなものではありません。

程度にもよりますが、最低3か月以上の長期療養が必要です。

特に治療をはじめて間もないころはあまり症状に変化が見られないので、

「本当によくなっているのかな?」
「このやり方じゃだめなんじゃないか・・・」

そうした不安がつねにつきまといます。

でも大丈夫。時間をかけて治ったほうがしっかり治ります。

短期間で治ってしまう人は、また副腎疲労におちいることがあります。

時間をかけて副腎疲労の対処法と実態をよく知っていくことで、これから先副腎疲労になりそうな状況になっても粘り強く耐え、回復できる知恵とノウハウが身につきます。

人より早く回復しないからといっていたずらに不安になる必要はありません。

必ず回復できます。

副腎疲労の回復は、たとえて言うなら

「三歩すすんで二歩下がる」

 

「幸せは歩いて来ない。だから歩いてゆくんだね。一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる。」
水前寺清子/365歩のマーチ

副腎の回復という幸せをつかみとるのは、この二歩下がる現実といかに付き合っていくかがポイントです。

ちょっとよくなってそこで少し無理してまた少し悪くなって…この繰り返しです。

無理しすぎず、守りすぎず。この境目を見極めながら少しずつ前進していきます。

まるで赤ちゃんが育っていくかのように。

生まれ変わるつもりで気長に取り組んでください。

副腎疲労の回復法、ズバリ教えます。

さて、具体的な対処法に入っていきましょう。

栄養補充にくわえて症状によって対処法が変わってきます。

有害ミネラルの除去「キレーション」

  • 水銀
  • カドミウム
  • アルミニウム
  • ヒ素
  • スズ

これらは有害ミネラルとよばれ、亜鉛や鉄などの良質ミネラルの吸収をさまたげてしまいます。

それだけではなく頭痛や吐き気、関節痛などの軽い症状から神経麻痺・呼吸困難・脳障害にいたるまであらゆるダメージを生物にひきおこします。

たとえば水銀は鉱山や石炭を燃やす火力発電所・火山などから海に流れ、食物連鎖を通して小型魚から大型魚にいたるまで蓄積されていきます。

食物連鎖の上にいる大型魚(マグロ・クジラ・カジキ・サメなど)を食べすぎていると、水銀は体内に多くとりこまれていきます。

魚類にふくまれる水銀量

引用:愛知県衛生研究所「魚介類中の水銀濃度から魚の食べ方を考える

アルミニウムはアルミニウム製の鍋や食器、お菓子や穀類加工品にふくまれる膨張剤などの食品添加物、アルミニウム製の食器やなべ、水道水を使っていると微量ながら体内にたまっていきます。

体内のアルミニウム量が多くなると脳細胞萎縮・細胞異常がみられるようになります。

余談ですが、アルミ二ウムは植物にとっても毒であり、一部の植物はアルミニウム耐性を備えています。

アジサイの花の色は土壌中のアルミニウムで決まるのもその一例。

アルカリ性の土壌でピンク、酸性の土壌で青色の花が咲きます。

アジサイで有名な鎌倉などにいったらアルミニウムのことを思い出しながらアジサイを見ると、一味ちがう印象をうけるかもしれませんね。

こうした有害ミネラルが体内におおいと、体に必要な必須ミネラル(鉄・亜鉛・マグネシウム)をたくわえることができず副腎は疲労していきます。

アラフォー女子-鍋2
そこでキレーションが必要になります

キレーションとは
「有害ミネラルをさまざまな方法で体外にだすこと」

キレーションの流れ

本格的にやりたい場合、まずはキレーションに対応した医療機関で体内の有害ミネラル値を測定します。

簡易的な検査として有名なのが、「毛髪検査と爪検査」

毛髪検査では髪にふくまれるミネラルを測定しますが、白髪染めや特殊なシャンプーを使っているような場合は髪だけミネラルバランスが異なってきます。

より体内のミネラルバランスに近いのが爪検査です。

(ただし、塗装業・美容師などの素手で化学物質によくふれる職業についている場合は正確な数値が出ない場合もあります)

  • 必須ミネラル:ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、セレン、クロム、モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛
  • 有害金属:カドミウム、水銀、鉛、砒素、アルミニウム
  • 準有害金属:ウラン、ストロンチウム、スズ、アンチモン、バリウム

これだけの体内ミネラルを一度で把握できます。

しかも自宅にいながら郵送で爪だけ送って結果も郵送で受け取れます。

私も一度やったことがありますが、軽いモリブデンの不足が分かりました。(納豆不足だったのでしょうか?)

他にもストロンチウムなどの放射能にまつわるミネラル数値も安全値と知りホッとしたのを覚えています。

ミネラルを測定するなら爪検査はおすすめです。

有害ミネラルが許容値をこえているなら、DMSA・DMPS・EDTAとよばれるキレート剤をつかってキレートしていきます。

DMSAはジメルカプトコハク酸・コハク酸、DMPSジメルカプトプロパンスルホン酸を使って主に水銀・ヒ素中毒からのキレーションに用いられます。

EDTAはエチレンジアミン四酢酸(エデト酸)を使って主にのキレーションをおこないます。

EDTAはサプリメントでもありますが、ミネラル値を測定しないで用いると有害ミネラルだけでなく良質なミネラルも排出されてしまいデメリットとなります。

サプリメントで用いる場合はまずは測定してから良質ミネラルを補給しつつ使うのがよいでしょう。

EDTAサプリメント

しかし私の個人的な考え方だとこうしたキレート剤を使ったキレーションは体に大きな負担をかけます。

ミネラルバランスの崩れをとりもどるのはなかなか手間のかかる仕事です。

ですから有害ミネラルの量が多すぎるなどの緊急でない限りは、これから紹介する栄養を用いたゆるやかなキレーションをおすすめします。

野菜・ハーブでキレート

ふだんからできる有害ミネラル対策としては、食材を使って一人でできる野菜・ハーブキレーションがおすすめです。

有名なキレート向きの野菜・ハーブはなんと身近なものばかりなんです!

  • ニンニク
  • ネギ
  • ニラ
  • キャベツ
  • ブロッコリー
  • 小松菜
  • チンゲン菜
  • パクチー

ニンニクとネギ、ニラなどのユリ科の植物は硫黄化合物アリシン・セレンをおおくふくんでおり、これらが有害ミネラルと結合して体外に排出されます。

キャベツ、ブロッコリー、小松菜、チンゲン菜などのアブラナ科の植物は辛み成分であるイソチオシアネートをふくんでいます。

イソチオシアネートも硫黄化合物であり、これが同じようにキレート作用によって有害ミネラルを輩出します。

パクチー(コリアンダー)は脳関門を通り抜けて脳内の水銀などをキレート排出する弱い働きがあります。

パクチーの作用は弱いため、野菜・ハーブキレートの基本は硫黄です。

硫黄化合物が入った野菜やハーブをとることで有害ミネラルを出しやすい体質を作っていきます。

もちろんこれらの硫黄化合物は良質ミネラルも排出しますが、良質ミネラルは別にたくさんとっていけばいいので、出ていく量にあまりこだわる必要はありません。

亜鉛をとるためには牡蠣を食べればいいし、鉄をとるには牛肉を食べればいいのですから。

硫黄化合物であるユリ科のにんにく・ねぎ・ニラは有害ミネラル排出するキレーションに最適

歯科のアマルガム

いぜん歯科でアマルガムというつめものを歯の中につめられたことがある場合は注意が必要です。

アマルガムには水銀がふくまれています。

心当たりがある場合、歯科で早めに除去することをおすすめします。

また、少し料金がかかったとしてもアマルガム除去を専門とする歯科医師にかかったほうがよいでしょう。

除去したアマルガムを飲み込んでしまい、一時的に体調が悪化しそれをまたさらに時間をかけてキレーションするなんて最悪です。

アマルガム除去にはラバーダムを使い、患者が除去物を飲み込まないよう配慮することが求められます。

ラバーダム防湿

歯科のラバーダム
引用:新宿ちどり歯科

その他化学物質、薬物

  • クリーニング業の有機溶剤
  • 化学工場勤務
  • 農薬散布
  • 靴の修理
  • 塗装業
  • 麻薬の使用
  • 喫煙

こうした仕事についていたり生活習慣がある場合も有害ミネラルが体内にたまります。

つねに化学物質や有害ミネラルを浴びていれば、体は解毒のために常につかれてしまいます。

対応策はその環境からはなれるかその行為をやめるしかありません。

煙草などで体内に取り込まれる有害ミネラル

肉体・精神的ストレス多すぎじゃないですか?

いつも体をひどくつかれさせていたりストレスのたまることを長くつづけていると副腎は疲労していきます。

副腎はストレス対応器官ですがあまりに大きい長期間のストレスには対応しきれません。

副腎にも限界があります。

ストレスに対抗するためにストレスホルモン「コルチゾール」を長期間放出し続けた挙句に力尽きてしまいます。

一度こうした副腎疲労になってしまうと回復には冒頭でふれたように長い時間がかかります。

ストレスへの対応策は

  • 過度の運動をやめる
  • ストレス源から距離をとる

運動は適度にやれば血流がアップして心身ともにスッキリしますが、やりすぎれば体にとってはストレスにしかなりません。

やるとしたら絶対に45分以内で終えて高強度は避けること。

そうしないと体の老化を逆に進めてしまいます。

(副腎疲労になってしまった人は歩く以外運動は禁止ですけどね^^;)

限界を越えない程度にゆる~く運動を楽しむことが大切です。

副腎疲労回復に必要な栄養ってなに?

副腎疲労からの回復には栄養をとることがなにより重要です。

副腎には「好物と苦手な物」どちらも存在します。

たとえば、副腎はビタミンCをつかってホルモンをつくりだしています。

つまりビタミンCは好物ということですね。逆に多量の糖質は苦手としています。

こうした副腎の性質を知ることが副腎疲労回復の大きなポイントになります。

さっそく具体的な内容に入っていきましょう。

栄養

ビタミンB

ビタミンB群は副腎の働きを維持するために必要な補酵素として働きます。

なかでもパントテン酸は副腎がホルモンの生産を促進しエネルギー生産に貢献します。

マルチビタミンB50(B1,B2,B3,B6,B12)に加え、ビタミンB5(パントテン酸)を1日トータルで1500mgほどとります。

マルチビタミンBにもパントテン酸が入っていることが多いのですが、さすがに1日1,000~1,500mgとるのは無理ですので追加することを強くおすすめします。

注意点としては、パントテン酸で胃腸の調子が崩れる体質を持った人がいるため、できればパントテン酸といっしょに乳酸菌をとることをおすすめします。

 コエンザイムBコンプレックス

パントテン酸(ビタミンB5)

ビタミンC

副腎疲労の回復には最も重要です。

ビタミンCはストレスによって副腎から作られるストレスホルモン「コルチゾール」が過剰になるのを防ぎ、副腎疲労を予防してくれます。

トータルで2,000〜3000mgを1日数回に分けてとっていきます。

ビタミンCは1粒で1,000mgなどの大容量ものもありますが、容量が大きくなるほど一度にとれる吸収率は下がりますし、少量をこまめにとったほうがコルチゾール値も安定します。

500mg以内のものをチョコチョコととるのがおすすめです。

このDoctor’s BestのビタミンCはQuali-CというブランドのビタミンCを使っています。

ビタミンCサプリは中国でトウモロコシから作られたものがほとんどですが、このQuali-Cはオランダに本社があるDSM社がスコットランドのダルリー地方で非遺伝子組み換えトウモロコシだけを原料に作った安心して使えるビタミンCです。

ビタミンC(Quali-C)

この製品、以前はVitamin-C with Quali-Cという表記でパッケージにもそう書いてあったんですが、なぜかQuali-Cの文字が最近消えてしまったようです^^;

でも原材料にはちゃんとQuali-C表示がありますので安心ですが、いったい何があったのでしょうか…

↓以前はこうだったのに…

VitaminC-with-Quali-C

ビタミンE

ビタミンEは副腎がホルモンを作るために必要な酵素を酸化から守ります。

ミックストコフェロールは単体のα-トコフェロールよりも幅広い抗酸化力をもっていますので、ミックストコフェロールをおすすめします。

400〜600IUのミックストコフェロールを脂質やタンパク質をふくんだ食事後にとります。

ビタミンE400IU

ビタミンE100IU

 

ビタミンD

ビタミンDは副腎と直接的な関係はありませんが、免疫力の底上げにかかせません。

ビタミンDはホルモンにちかい栄養であらゆる体の機能を回復させてくれます。

5000IU毎日か隔日脂質やタンパク質をふくんだ食事後にとります。

ビタミンD 5,000IU

マグネシウム

エプソムソルトとよばれる硫酸マグネシウムをいれて入浴するか、サプリメントでグリシン酸マグネシウムを400mgとります。

このグリシン酸亜鉛はFerocchel鉄で有名なAlbion社が開発したTRACCS(The Real Amino Acid Chelate System)と呼ばれるキレート法を用いています。

サプリメントのグリシン酸マグネシウムはクエン酸マグネシウムと同じかそれを上回る吸収率をたもちながら、クエン酸マグネシウムやにがりでおこりやすい便が緩くなる副作用がおきにくいという利点があります。

もしあなたが最強のマグネシウムを使いたければ(そこまで必要な人は少ないでしょうけど…)、L-トレオン酸マグネシウム(MAGTEIN)をおすすめします。

L-トレオン酸マグネシウム(MAGTEIN)はアメリカトップの名門工科大学であるMIT(マサチューセッツ工科大学)の科学者によって発見されました。

L-トレオン酸マグネシウム(MAGTEIN)はマグネシウムキレート製品の中で現時点では最高の吸収率があります。

またL-トレオン酸マグネシウム(MAGTEIN)は脳関門を通過することができる唯一のマグネシウムであり、学習能力の向上、作業記憶の改善に効果的です。

従来のマグネシウムを使用しても脊髄液中で増加が見られなかったのに対して、ニューロマグに含まれるL-トレオンを使用すると、素晴らしくも15%も脊髄液中のマグネシウム濃度が高まっています。さらに説得力のある例では、動物モデルにおいて、マグネシウムのニューロマグフォームを使用して短期記憶で18%、長期記憶で100%が改善されたことが明らかになっています。

引用:Life Extension, ニューロマグ(Neuro-Mag), マグネシウムL-トレオン

トレオン酸マグネシウム(MAGTEIN)

カルシウム

カルシウムに関してはサプリメントよりも食べ物がおすすめです。

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小魚(煮干し)・肉・魚・卵をよくかんで食べてください。

どうしてもそれらがとれない人だけサプリメントでとってください。

グリシン酸カルシウム

亜鉛

副腎からホルモンが出ているのは脳の指令によるものです。

視床下部からの指令が脳下垂体を通して、副腎のホルモン生産をコントロールしています。

その結果ストレスホルモン「コルチゾール」の量は多すぎず少なすぎずに調節され、その時々で最適な量をたもっています。

このHPA軸とよばれる神経伝達システムが正しく働くために必要なのが亜鉛です。

グリシン酸亜鉛やL-optiZincなどのキレート亜鉛を1日15〜50mgとります。

量が多い場合は1日2~3回に分けて飲むと効果的です。

鉄も飲む場合、別々にとると吸収率が下がらずに済みます。

グリシン酸亜鉛(zinc-glicinate)30mg

L-OptiZinc30mg

副腎疲労に鉄は必須ではありませんが、女性の場合貧血状態になっている人が多くこれが副腎疲労と紛らわしい症状を示すことがあります。

その場合は病院に行って隠れ貧血の可能性をアピールしフェリチンを測定してください。

フェリチンが20以下であれば副腎疲労の回復も難しくなるため、牛肉や卵、あるいは鉄サプリメントから鉄をとりフェリチン50ほどまで上げることをおすすめします。

鉄サプリメントで胃腸の不具合がおこるなど体質に合わないと感じる場合、食べ物をしっかりよくかんで消化吸収することに専念してください。

鉄サプリメントとしては定番のFerrochel鉄がおすすめです。

18~54mgの間で調節してください。

鉄(アルビオンフェロケル)

各種ミネラル(塩)

副腎疲労から回復するためにはビタミンCに続いて重要な栄養素です。

塩は必須項目と思ってください。

質の良い塩をとることで副腎疲労の回復は全くちがってきます。

副腎疲労になるとナトリウム・カリウムなどのバランスを調節するアルドステロンというホルモンが不足しミネラルバランスが崩れて血圧も上下動します。

塩をとることでミネラルバランスの崩れが修正され、体が楽になります。

生成されていない天日塩などは海の良質なミネラルを豊富にふくんでいます。

カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウムなどをバランスよくふくんだ天然の塩は血圧・血流を整えてくれるのです。

天然塩小さじ1/2を朝と晩をふくめて1日数回とってください。

注意点としては青いパックの精製塩はさけてください。

ナトリウムだけ入った精製塩はしょっぱさは味わえますが、もはや塩とは呼べないただの大量生産された加工品でしかありません。

 

ゲランドの塩はフランスで9世紀から続く伝統的な塩田で塩を収穫します。

熟練の塩職人が塩田の水質や水位、堆積物、堤防などをすべて細かく管理することでゲランドの塩は高いクオリティをたもちつづけています。

私もこれを使っていますが、「美味しい塩」です。

これをかけるだけであらゆるものが美味しく食べれます。

自然に作られた栄誉豊富な食べ物はそのままで十分美味しく感じます。

ぜひ一度食べて体感してくださいね。

甘草(リコリス)

甘草の主成分であるグリチルリチンはコルチゾール生産を刺激してくれます。

ただし、血圧上昇作用があるため1週間とって1週間休む、あるいは2週間とって1週間休むなど休みをいれて継続使用はひかえることで副腎疲労の回復に貢献してくれます。

休む感覚は血圧を測ったり、体感で血圧に変化が出てきたタイミングで休みをいれるとよいでしょう。

くれぐれも1か月以上の継続利用はひかえること。

わたしもリコリスティーを飲んだことがありますが、甘味料としても利用されているようで甘くて美味しいです。

甘い草の言葉通りの味でした。。

正直、これで虫歯にならないか心配になりました!まあだいじょうぶだったんですが…

(砂糖のように甘すぎることはないのですが、ハーブとしてはかなり甘いと思います)

飲みすぎは逆効果ですので1日1回程度にしてください。

サプリメントの場合もリコリスティーと同様に長期間継続的にとらず休憩しながら使ってください。

量は少ない量からはじめることをおすすめします。

多ければいいというものでもなく、自分にあった適量をみつけることが大切です。

リコリスティー(甘草)

 甘草(リコリス)サプリメント

 

副腎疲労回復のための「食事・生活習慣」とは?

副腎と糖質

副腎は過剰な糖質が苦手です。

糖質をとりすぎるとインスリンがでてきて上がりすぎた血糖値が急激に下がります。

ところが副腎疲労になっていると血糖値を上げるホルモンであるコルチゾールが不足しているため、血糖値が下がったままになってしまいダルくやる気が出ない状態におちいってしまいます。

睡眠も不安定となり体力は低下し、家でじっとしているしかありません。

結論からいうと、糖質をとらない断糖ではなく糖質制限をしてください。

副腎疲労の場合、まったく糖質をとらない断糖をすると体調を崩してしまう場合があります。これはコルチゾールが不足していることで血糖値を上げることができないことが原因です。

糖質をとりすぎると血糖値は上がりますが、その後インスリンがでて血糖値は急激に降下します。

副腎疲労の場合、この状態から血糖値が動かなくなることがあるのです。これがダルさなどの不調につながります。

目安としては1日50~100g以下の糖質制限からはじめることをおすすめします。

ご飯一杯でおよそ55gの糖質をとることになります。納豆や野菜にも糖質はふくまれています。

もちろん糖質量は体質によって上下します。わずかに増やしたり減らすことで体調がどう変わるかをよく観察し、自分に最適な量をみつけてください。]

GL値が低い食べ物を選ぶこともポイントです。糖質は質が大事です。加工されたものはさけできるだけ自然な未加工のものをとってください。

「GL値ってなに?」

なあなたはこちらの関連記事をおすすめします。

関連記事:食後の急激な眠気-GI値より「GL値」で低血糖防止・副腎疲労からも卒業しよう

少しゆがみがある写真ですいません^^;2項目は「とろろそば」です。炭水化物量=糖質量です。

主なメニューの糖質量一覧

主な食品のGI値とGL値一覧

引用:図解でわかる最新栄養医学 「うつ」は食べ物が原因だった!

参考書籍:

 

副腎疲労のための食事

食事については先ほどもふれましたが炭水化物は50~100g以内でややひかえめ、タンパク質と脂質を多めにとります。

植物性タンパク質は納豆がおすすめですが植物性たんぱく質はあくまで二番手三番手。

メインは動物性タンパク質になります。具体的には肉・魚・卵などをメインに食べていくことになります。より強い体を作るためにはできるだけ色々な種類を組み合わせて食べることをおすすめします。

  • 肉+魚
  • 肉+卵
  • 卵+甲殻類
  • 肉+貝類

卵とコレステロール

組み合わせバリエーションはけっこうたくさんあるのでその日の気分で食べたいものを選んでください。同じものばかり食べずに1週間単位で7~10品目くらいはあると最高ですね!

量については無理してタンパク質をたくさんとろうとせずに、消化しやすいものから消化できそうな量でスタートしてください。だんだん消化できる量が増えていきます。

しかし最初はその消化が大変だと思います。副腎疲労になっている人はたいてい胃酸の分泌がおちて消化酵素の出もよくないことが多いです。そこでうまく使ってほしいのがベタインと消化酵素。

ベタインは胃酸の代わりとなって胃での消化・殺菌を促進し、腸に未消化の食物がはいることを防ぐことでスムーズな消化・アレルギー予防に貢献します。

消化酵素はプロテアーゼ(タンパク質の消化)、リパーゼ(脂質の消化)、アミラーゼ(炭水化物の消化)などを中心に10種類ほどの消化酵素が混ざったものを使用します。おすすめな消化酵素を2種類あげておきます。消化に自信のない方は手を出しやすいほうから飲んでみてください。

ベタインが必要か消化酵素が必要かは体質によって変わってきます。

ベタインだけでうまくいく人もいれば消化酵素が欠かせない人も

消化酵素には乳糖を消化できるラクターゼ(乳糖)、グルテン・カゼインを消化できるDPP IVなど様々な種類がありますので、自分のニーズに応じてちがった種類を探し調整できるのもありがたいですね!

(とはいえ副腎疲労の場合は小麦製品グルテンやチーズなどのカゼインは避けたほうがよいでしょう)

胃酸

↓まずは胃酸 ベタインHCLを食前にとります。

塩酸ベタイン

消化酵素

↓消化酵素の初心者はここら辺をおすすめします。これは麹カビでできた消化酵素。発酵食品に秘められたパワーはすごいんです!肉を麹につけておくとやわらかくなります。これは麹にふくまれるプロテアーゼがタンパク質をやわらかくしているから。麹には30種類以上の消化酵素がふくまれています。日本の伝統食品のパワーを感じさせるような消化酵素がオプティマル・ダイジェスティブ・システムです。
私もたまに使いますが、これで十分と感じることもおおいですね。バランスのよい消化酵素だと感じています。

オプティマル・ダイジェスト・システム_消化酵素

↓アメリカはフロリダにある消化酵素専門会社Enzymedicaは独自のThera-blendとよばれる特殊加工を使っています。複数の菌株が混合され、全pH範囲にわたって優れた性能を発揮します。胃・腸で段階的に溶けるような工夫がほどこされており信頼できる消化酵素です。私はこれより上のクラスであるDigest Goldをたまに使いますが、最強の消化酵素です。スッキリします!

DigestBasic_Enzymedica消化酵素

 

 

副腎疲労回復のために注意すべきこと

  • カフェインやタバコはやめる
  • 朝は10時前に必ず朝食をとる
  • その後も少量を2〜3時間おきに補給し副腎のエネルギー補給をかかさない
  • 朝はだるければ9時までふとんに入ってコルチゾールの生産が終わるまで待つ
    (コルチゾールを生産するピークである午前6~8時は副腎に負担が強い時間帯です)
  • 夜は10〜11時に就寝(これを過ぎればすぎるほど副腎のダメージは大きくなります)
  • ストレスをさけ運動は軽いものだけおこなう
  • ヨガなどで呼吸をととのえる
  • 楽しく感じない行動をやめる
  • 不愉快な人との付き合いをやめる
  • 毎日100%の完璧主義を捨て「8割でOK」に切り替える
  • 何もしない時間を自分に許す

これだけ並べると大変きびしい感じがしますがこれが副腎を回復させるポイントなのです。

もっと楽に楽しみながら生きることを再検討することも求められます。

人生完璧にはいきません。

妥協というわけではないのですが、副腎疲労になったということは力まずに生きる方法を考えなおすタイミングがきたのだということです。

ちょっと回り道してみませんか?その回り道があなたが本当に望む道につながるかもしれませんよ。。

アラフォー女子-笑顔2

副腎疲労はかならず回復する

無理をせず気長に治療すれば副腎疲労はかならず回復します。

とはいえ3~6か月、人によっては1~2年かかる人もいます。

それまでの生き方がゆがんでいればいるほど回復には時間がかかります。

副腎に負担をかけない生き方を再学習する時間だと思って気長に開き直るしかありません。

「そんなに仕事休めないよ…」

気持はわかりますが、中途半端に副腎疲労をほっておき無理をすると短期療養どころか長期療養するハメになる可能性は十分あります。

時間はかかりますが、これまで書いてきたことを実践すればかならず回復します。

逆に、どうすれば副腎のダメージになるかを一度知ってしまえばこの先の人生は生きるのが楽になるかもしれません。

守り上手になりますから。

副腎はたとえていうならあなたの人生の履歴書みたいなもの。

物事にどう取り組んできたかがすべて副腎にあらわれてきます。

これまでの人生とこれからの人生を納得いくものにするためにも、副腎の性質をよ~く頭にたたきこんでくださいね!

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